<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 首夏同諸校正遊開元觀因宿玩月>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 首夏、諸校正とともに開元觀に遊び、因りて宿して月を玩ぶ>
<BookPage: 31-33>
<UsedPage: 3>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
我與二三子，
策名在京師。
官小無職事，
閑於爲客時。
沈沈道觀中，
心賞期在茲。
到門車馬迴，
入院巾杖隨。
清和四月初，
樹木正華滋。
風清新葉影，
鳥戀殘花枝。
向夕天又晴，
東南餘霞披。
置酒西廊下，
待月杯行遲。
須臾金魄生，
若與吾徒期。
光華一照耀，
殿角相參差。
終夜清景前，
笑歌不知疲。
長安名利地，
此興幾人知。
<End Poem>
<Translation>
わたしは二、三人の者と、官職につけられて長安にいる。小官なので仕事もなく、旅していたころよりまだひまだ。奥ぶかい道教の観を、見物しようとかねて思っていた。その門まで来て馬車をかえし、頭巾をつけ杖をついて庭にはいった。四月の初めのこととて、木々には花が多く咲いている。風はすずしげに若葉を吹き、鳥は散りのこった花をしたって鳴いている。夕方になると空も晴れ、東南にかけては夕もやが晴れた。そこで西廊のあたりに宴席を設けたが、月の出を待って盃のやりとりもゆっくりだ。まもなく月が出て、われわれと会うつもりだったかのようだった。その光が照りかがやくと、高楼や殿堂が高低さまざまだ。夜すがらこの清らかな景色の下、われらは笑い歌い疲れを知らなかった。長安は虚名虚利のみの場所だ、このたのしみは幾人の者にわかろう。
<End Translation>
<Formatted Translation>
わたしは二、三人の者と、官職につけられて長安にいる。
小官なので仕事もなく、旅していたころよりまだひまだ。
奥ぶかい道教の観を、見物しようとかねて思っていた。
その門まで来て馬車をかえし、頭巾をつけ杖をついて庭にはいった。
四月の初めのこととて、木々には花が多く咲いている。
風はすずしげに若葉を吹き、鳥は散りのこった花をしたって鳴いている。
夕方になると空も晴れ、東南にかけては夕もやが晴れた。
そこで西廊のあたりに宴席を設けたが、月の出を待って盃のやりとりもゆっくりだ。
まもなく月が出て、われわれと会うつもりだったかのようだった。
その光が照りかがやくと、高楼や殿堂が高低さまざまだ。
夜すがらこの清らかな景色の下、われらは笑い歌い疲れを知らなかった。
長安は虚名虚利のみの場所だ、このたのしみは幾人の者にわかろう。
<End Formatted Translation>